タコス座学 Ep1

エピソード.1 「タコスって何?」

まずはじめに、日本に生まれ育った私がメキシコの国民食であるタコスについて語るなど100年早いというのは重々承知していることをお伝えせねばなりません。

しかし、メキシコに1ヶ月滞在する中で様々な街を巡り、80店舗以上を訪れ現地のタコスを食べ歩いたのも事実であります。

このタコス座学という作品(?)は、私がメキシコ滞在中に書き上げたものですでに過去にこのアカウントでもアップしておりますが、いま一度加筆、訂正し投稿していこうと思います。

ご存じの方もおられるかもしれませんが、私は帰国し自家製トルティーヤのレシピを開発後、タコスの間借り営業を1年間おこない、2021年4月に小さいながら実店舗を構えさせて頂くに至りました。

メキシコに訪れて以来ずっと、何かしらの形でタコスに関わり続けてきた筆者の文章により、タコスを楽しむ方が1人でも増えたら幸いです。

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◎そもそもタコスってなに?

本場メキシコのタコスは、やわらかい皮に具をのせて食べるスタイルで、日本料理で例えると手巻き寿司に似ています。好きな具を好きな味付けで好きなだけのせて食べる屋台料理。そんなメキシコのソウルフード、『タコス』について現地から情報をシェアしていければと思います。

やわらかい皮のことをソフトシェルと表現することがあります。反対の言葉はハードシェルで、油で揚げた皮でこちらはパリパリとした食感です。これらの違いについては別のエピソードで触れたいと思います。

ちなみに具や中身についてはフィリングと呼ばれることもあります。

◎メキシコ生まれなの?

タコスはメキシコの伝統食で、国民食とも言えるものです。”taco”は軽食という意味で、トウモロコシから作られた皮(トルティーヤ)に、肉などの具をのせて、トマトや玉ねぎ、唐辛子を刻んだソース(サルサ)をかけ、二つに折りたたんで食べます。

どの街にも至る所にタコス屋があり、メキシコの人たちはちょっと小腹が空いたときなど気軽につまんで楽しんでいます。

この写真はPastol(パストール)という名前のタコスです。焼けた巨大な肉の塊を削いで作る豚肉のタコスです。メキシコ人は同じ種類のタコスをたくさん頼んで色んなサルサで味を変えて楽しんでいます。

夜しか営業しないタコス屋さん
露店のタコス屋さん
市場の中に色んなお店がひしめき合っている
海鮮のタコスを売りにしているお店

今後、このタコス座学を通じて様々な角度からタコスについてご紹介できればと思います。

現地で体験したことや、書籍等で調べた内容をもとに書いていきますが、もし間違ったことが書かれていたりした場合は大変お手数ですがご指摘頂ければ幸いです。

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